縄文時代後期、今からおよそ3500年~2400年前、この庭園付近には多くの貝塚がありました。ここ大田区から品川区にかけては、海岸線となっていたそうです。丁度、JR線路が海辺だったようです。庭園の高台から当時の風景を想像しながら街を眺めると、歴史というか、人の力というか、人間時代の業を感じます。
 平成8年4月に開園、明治10年に貝塚を発見したモース博士の像のほか、実際に貝塚が発掘された場所の跡や、縄文時代の当時の海岸線の地図などもあります。日本で最初に学術調査が行われたことから「日本考古学発祥の地」と言われています。
 公園中央に位置する縄文の広場にはミスト噴水があり、真夏の暑い日には噴水に入り楽しむ子どもたちが見られるそうです。

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発掘した土砂斜面をイメージした壁。地図では上側(JR線路沿い)が発掘斜面になります。




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公園の中央には、ミスト噴水になっています。回りの壁は貝塚の地層を復元しています。




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貝塚の地層をイメージした壁面

大森貝塚を発見したモース博士の胸像




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「貝塚は縄文門時代のタイムカプセルだ」うまく形づくった展示施設になっています。




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縄文土器文化、縄文海進、日本の縄文遺跡、縄文時代の食事内容など・・・学べます。




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起伏をうまく利用して、貝塚があった場所を示したり、洞窟風にしたりしています。




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斜面の下はJRの電車、この斜面を見てモース博士が気づきました。この崖沿いにちょっとした歩道があって、地名の石碑があります。


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