武蔵国越谷郷久伊豆神社。越谷の総鎮守とされている。社叢に加えて、参道の横はアリタキ植物園となっており、宮内庁越谷鴨場と共に市の「環境保全地域」に指定されている。
 主祭神は、大国主命(おおくにぬしのみこと) 、言代主命(ことしろぬしのみこと)、創建は平安時代中期以降とされ、除災招福の神として武士や庶民の信仰を集めてきました。応仁年間には伊豆国宇佐美の領主が篤く尊崇したといいます。徳川将軍家も篤く崇敬し、鷹狩りに際して参拝、休憩したと伝えられています。
「久伊豆」の「ひさいず」が「くいず」とも読めることから「クイズ神社」とも呼ばれ、さいたま市岩槻区の久伊豆神社が「アメリカ横断ウルトラクイズ」の予選会場として選ばれました。その影響で越谷でもクイズ番組の越谷特別予選などが行われることがあるなどにより、越ケ谷久伊豆神社にもクイズ番組関係者が参拝するようになった。とのことです。
 その他にも見どころが多い神社です。アリタキ植物園とセットで2時間位でしょうか。自然と一体となった神社を見ることが出来ます。
20061900742006190073
蛇行する元荒川の畔に、右:久伊豆神社と左:武蔵国三十三ヶ所霊場27番の天獄寺が並んでいます。




20061900782006190081
アリタキ植物園の横に沿って長い参道が続きます。
マツやスダジイ、エノキなどの巨木が並びます。



20061900822006190083
真っすぐな一本道の参道は続いて、ようやく境内にななります。社格も高く期待感がそそります。




20061900892006190116
まずは埼玉稲荷神社に参ります。
その先、圧巻は、県の天然記念物のおお藤です。




20061900922006190095
幹回り7m、樹齢200年とのこと。

その藤棚から見る心字池です。




20061901012006190102
心字池の周りには、
左:平田実篤仮寓跡
右:この地の俳人、越谷吾山が江戸に旅立つときの句、「出る日の旅のころもやはつかすみ」と刻まれている。

20061901002006190097
左:神道の根本的信仰「敬神崇祖」祖霊社
右:木遣り歌碑(きやりかひ)木遣りは、御神木などの建築用木材を運ぶ際に唄われた労働歌

20061900982006190104
巨大な石燈籠です。よく落ちないものです。井戸水を汲みあげた御神水です。水質調査しています。




20061901052006190106
ようやく拝殿・本殿へお参りします。
境内のぐるりと回ります。
まずは、江戸時代後期、日本一の力持ちと言われた三宮卯之助が興行時に使った力石です。
20061901072006190109
境内社には、
左:太平洋戦争で南洋の地で亡くなられた英霊を祀る南洋神社
右:八坂神社



20061901102006190111
境内摂末社には12の摂末社があります。
平田実篤が描いた岩戸の神渡絵のレプリカが奉納されています。



2006190112
この地の祭り文化を発信しています。久伊豆神社秋の例大祭「越谷秋まつり」です。中心的存在です。

見事な巨大太刀と龍のお面です。

人気ブログランキング ←お気に召せばクリックしてランキングにご協力お願いします。!!