真言宗豊山派寺院の薬王院は、鎌倉時代に創建したと伝えられ、長谷寺から移植されたボタンが有名で、現在40種類、1,000株あり、ボタン寺、牡丹寺とも呼ばれています。
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鎌倉時代、願行上人によって創建されたといわれます。その後荒廃を繰り返しし、明治時代になってから再興されました。


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山門をくぐると両サイドに牡丹が広がります。山裾へ向けて、さらに片サイドに植栽されています。



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昭和に入り、1966年に本山の奈良・長谷寺から牡丹の株を100株ほど譲り受けて植えた後、牡丹寺と呼ばれるようになりました。


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現在では1000株ほどの牡丹が植えられ、4月中旬からゴールデンウィークにかけて多くの見物客でにぎわいます。



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その他、桜やツバキや石楠花(右写真)などが植えられており、季節を問わず花を楽しめる寺院となっています。



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弘法大師像に斜めにかかる梅の古木です。富安風生の句碑「中空に日のとどまれる牡丹かな」まさしくその日和でした。


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湧き水のいけでしょうか?葦が立つビオトープを造られています。丸々のヒメダカがたくさんいます。



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背後に森は自然が豊かです。ダッシュ村も都心の昆虫を取材しました。本堂に登る階段横に牡丹園が広がります。



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石段の踊り場には、地蔵菩薩の像を6体並べて祀った六体地蔵です。そこから見下ろした牡丹園です。見事です。



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さらに急な石段を登ります。踊り場には、さらに年代が古そうな苔むした六体地蔵です。歴史を感じます。



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馬頭観世音菩薩が佇んでいます。
無縁供養菩薩様でしょうか?こちらも時代が経っています。




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観音堂です。水子供養でしょうか?

観音様の足元に裸の赤ちゃんが2人います。



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階段を登った先の高台は墓地になっています。藤棚の藤が元の方から咲き出しました。まだ遅咲きの桜が咲いています。



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