富士登山吉田口登山道の起点にあたり、「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」の構成資産のひとつ「富士山域」の一部として世界文化遺産に登録されています。本殿を始め境内11棟の建造物は国の重要文化財に指定されています。
 由緒は
1900年以上の歴史があり、日本武尊が東方への遠征の折にこの地で富士山の神霊を遥拝し、「富士の神山は北方から拝せよ」と仰せになり、祠を建てて祀ったのが始まりとされます。
 毎年6月30日に行われる開山前夜祭や8月26、27日に行われる「吉田の火祭り」は有名です。
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青銅製の鳥居の額には「富士山」と書かれています。これぞ本家です。荘厳な杉の参道を富士山へ向かって進みます。



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いづれの杉も目が食い入る巨木が立ち並びます。もうこれだけですごい歴史と重圧=パワーを感じます。



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国重要文化財「仁王門礎石」仏教色が強い仁王門や宝塔がありました。角行の立行石は、富士講開祖の
角行はこの石に立って修行しました。


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扁額の「三國第一山」は、日本中国インドの中で一番という意味の大鳥居です。両サイドに随身を携える随身門です。


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拝殿本堂富士山へ向かっての神楽殿です。
神楽殿手水舎とも国指定重要文化財になっています。



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拝殿の両サイドには、御神木「富士太郎杉」「富士夫婦桧」が聳え立ちます。
富士太郎杉の根張りは台地が盛り上がるような根張りです。

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拝殿から本殿を拝みます。扁額は「北口本宮」です。本殿の周りを進むと、「七色もみじ」という木です。



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そして、2つの幹が結合した相生梅(夫婦梅)です。本殿の裏には恵比寿社が祀られています。




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ここが富士登山道吉田口の鳥居です。その先には祖霊社が祀られています。250m先に北口本宮発祥の大塚丘社があります。


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東宮西宮とも改修工事中でした。
武田信玄の息女の病気安産祈願で奉納された御神馬ですが神馬舎にあります。



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元々は当地域の氏神であった諏訪神社、諏訪拝殿です。こちらも杉の巨木が聳えます。浅間神社は元々諏訪神社だったそうです。


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最後に夫婦桧から見た拝殿を再度手を合わせました。。富士守稲荷大明神御賽前も拝んで帰りました。



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深川正一郎の句「登山杖神より我にさずかりし」
富士山の清水が境内を流れていきます。




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